便潜血検査
大腸がんのスクリーニングを目的に行われる検査についてお話します。
大腸がんからの出血は間欠的であるため便潜血検査の感度は70~80%程度であり
大腸がんを患っていても必ず陽性となるわけではありません。
便潜血陽性者の精密検査受診率は70%程度と低く、実際に精密検査を受けた方の中で
大腸がんが発見される確率は約4%です。多くの大腸がんは何年もかけて大腸ポリープから
ゆっくりと発育増大し進行がんとなります。そのため毎年便潜血検査を受けていただければ
大腸がんを早期に発見できる確率が高まりますし、文献上では約60%の死亡率低下効果が
あると報告されています。
特に50歳ころよりリスクが上昇しますので便潜血陽性となった場合は速やかに二次検査を受診
しましょう。当院では鎮静剤を使用し、検査の不安や苦痛を和らげて検査が行えます。
平素より当院 健診センターをご利用いただき、
誠にありがとうございます。
近年の健康診断実施における様々な経費の高騰に伴い
令和7年4月1日より健康診断の料金を一部改訂させて
いただきたくお願い申し上げます。
今後も、皆様にご満足いただける健康診断が実施できるよう
努めてまいります。ご利用いただく皆様にはご負担とご迷惑を
おかけしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
-------------------------------------------------------------------------
令和7年4月1日以降の健康診断の価格は以下からご確認ください。
11月5日よりインフルエンザ予防接種を開始いたします。
一般 (13歳~65歳未満または市外在住65歳以上の方) 3500円(税込)
※利用券や補助券をお持ちの方は系列病院のひまわりクリニックをご受診ください。
名古屋市に住民票のある満65歳以上の方 自己負担なし(令和4年度のみ)
健康診断・人間ドックや美容皮膚科で受診いただく方は当日 一緒に接種することも可能です。
接種も希望される方はスタッフにお申し付けください。
インフルエンザ予防接種のみ受診される方は予約制となります。052-551-1600へご連絡ください。
9月20日より、新型コロナワクチン接種の予約受付を
再開いたします。
接種を希望される方は電話にてご予約ください。
なお、当院のワクチンはオミクロン株に対応した
2価ワクチン(ファイザー製)です
※3回目・4回目接種の方が対象となります。
今年も残り3週間あまりとなりました。この時期は過ぎゆく日々の速さが特に早く感じますね。気温と湿度が低くインフルエンザなどの感染症が流行する時期です。十分な睡眠・栄養をとっていただき感染予防・防寒対策をしっかりとって一年で最も多忙な時期を健やかに過ごして頂きたいと思います。
12月から2月にかけてヒートショックが起こりやすい季節になってきました。
ヒートショックは、寒暖差による血圧の上下で引き起こす心臓発作のことです。
浴室で特に起こしやすいです。ヒートショックを起こさないように、脱衣所を暖かくしたり、湯に浸かる前に掛湯をして体を温めたり、予防に努めましょう。
12月に入り寒さが厳しくなってきました。冬は夏と比べて昼夜の気温差が大きく、急激な気温の変化により自律神経が乱れて体調を崩しやすくなります。また、年末年始の慌ただしさなどが免疫力の低下を招くことも。この様な事が原因となり、頭痛や肩こり、めまい、だるさなど「冬バテ」の症状が出る方が増えています。冬バテ対策で最も重要なのは身体をしっかり温めることです。ゆっくり湯舟の浸かる習慣をつけて、身体を冷やさない様に心がけましょう。
本日12月1日は「いのちの日」です。
2001年に厚生労働省によって制定された記念日です。
心と身体の健康に関する知識や理解の普及や啓発の日で、自殺予防を目的となっています。
「いのちの日」の記念日は2日あり、もう一日は東日本大震災の起きた3月11日でこちらは防災意識向上が目的とされているそうです。
